建物明け渡し訴訟の手続きや流れ
以下に、土地明け渡し訴訟の手続きやその流れについてご紹介します。
■土地明け渡し訴訟の手続きや流れ
〇家賃支払い通知の送付
居住者に対し家賃支払い通知を送り催促を行います。この段階では、立ち退き交渉といえる話し合いで円満な解決を目指せる段階であるといえます。
〇連帯保証人への連絡
支払い通知に対して居住者が何もしなかった場合には、賃貸契約における居住者の連帯保証人に対しても家賃の支払い通知を送り催促を行います。
〇配達証明付きの催促状・内容証明郵便の送付
内容証明郵便によって家賃の支払いを催促する旨、そして支払いがなければ現存する賃貸契約を解除する旨を居住者に対し通知します。
内容証明郵便によって通知を行うことにより、裁判で催促を行った証明が可能となります。
〇契約の解除
内容証明郵便によって催促された期間内に家賃の支払いがなければ、賃貸契約は解除されることとなります。
〇明け渡し訴訟
契約が解除されたら、居住者に対し建物の明け渡しを求めるとともに家賃が滞納されている場合には滞納された家賃も同時に請求します。
〇強制執行
明け渡し訴訟において居住者に明け渡しが命じられれば、裁判所の職員により強制執行が行われます。
強制執行を行うことにより、家具や動産類などがすべて運び出されますが、この作業にかかる費用は請求者の自己負担となります。
しおかぜ法律事務所は、千葉市・鴨川市・山武市・いずみ市を中心に、東京都、千葉県などにお住いの方から、不動産トラブル・建物の明け渡し訴訟に関するご相談を承っております。不動産トラブルに関してご不明な点やお困りのことがございましたら、当事務所までお気軽にご相談ください。
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