支払督促の手続きや流れ
支払督促は以下の流れで行われていきます。
■支払督促の申立て
まず第1に、債務者の住所を管轄する「簡易裁判所」に支払督促の申立てを行います。申立ての必要書類は以下になります。
・支払督促申立書
・当事者目録&請求の趣旨及び原因の写し(コピー)
・収入印紙
・120円分の郵便切手を貼った無地の封筒
・1,125円分の郵便切手を貼った無地の封筒
・郵便はがき(63円)
以上の他にも、場合によって必要となる書類があります。
■仮執行宣言の申立て
支払督促の申立ての後、裁判所は支払督促の送達を債務者に対して行います。送達から2週間以内に債務者から督促異議申立てがなければ、次に仮執行宣言の申立てを行います。その後仮執行宣言付支払督促正本が裁判所から債務者に送達されます。ここでも債務者は督促異議申立てをすることができますが、仮執行宣言付支払督促は債務名義の一種であり、執行力を有するものですので、債務者からの異議によって強制執行が停止するわけではありません。
■強制執行
仮執行宣言付支払督促正本を受領してもなお債務者が任意に弁済をしない場合には、強制執行の手続きに進み、回収を図ることになります。
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